カーオーディオ AUDIO

カーオーディオ入門

カーオーディオにあまり詳しくない方の為に、カーオーディオの「知っていた方がいい情報」や「最低限知っておきたい情報」などをわかりやすく解説していきます。
後悔しない為にもカーオーディオの購入前に「最低限の知識」は抑えておきましょう!

後悔しないために

「車のオーディオの音を良くしたい!」と思った時、カーオーディオに詳しくない初心者の方のほとんどが、知識がないために製品選びに失敗してしまったり、お店の売りたい商品を店員の巧みなセールストークに惑わされ買ってしまい痛い経験をして、少しづつ勉強し少しづつ詳しくなっていきます。

そんな大切な「時間」や「お金」を無駄にしてしまわないために失敗しないショップ選びや商品選びのヒントにしてください。

音を良くする為には何をすればいいの?

カーオーディオは、「スピーカー」「サブウーファー」「デッキ」「アンプ」「ケーブル」など「音に関係する商品」が山のように各メーカーから販売されてます。では、その中から「何を交換すれば音が良くなるのか?」「山のようにある商品からどれを選べばいいのか?」初心者の方にはとても難しい選択になると思います。

また「交換後の変化が自分の耳でわかるのか?」など不安なことが多過ぎて、カーオーディオの始めの一歩がなかなか踏み出せない…。ほとんどの方がそんな気持ちから交換を諦めてしまいます。カーオーディオの世界には目に見えない「カーオーディオ入門の壁」があります。

私もこの業界に入る前は「カーオーディオ初心者」だったのでネットで情報収集をして、近くの量販店に行って色々な製品の1つ1つの違いも分からずに自分の予算だけで商品を決めて「想像と違う…」「ネットの口コミと違う…」などと後悔し、また買い直してを繰り返していました。その時は「初心者に優しいカーオーディオショップ」が見当たらずカーオーディオの事をネットなどで勉強し、色々な失敗を繰り返して大切なお金と時間をかなり消費しました。

私と同じ様なことにならない為にも、まずは初心者にも優しいショップを見つけるのが一番の近道です。

まずは1番体感できる「スピーカー交換」

スピーカーは交換後の変化が1番わかりやすく、カーオーディオ初心者の方でも確実に音の変化が体感できます。

逆にスピーカーを交換をせずに純正スピーカーのままではスピーカー以外を高価なオーディオ製品やパーツに交換しても1番重要な「音の出口」が純正スピーカーなので出る音も「少し元気になった純正スピーカーの音」です。極端に言うと軽自動車を高級マフラーに交換しても、フルノーマルのスポーツカーには勝てないというのと同じです。スピーカー交換はカーオーディオ製品の中でも費用対効果がとても高く、「音質向上」の基本中の基本です。

「音を良くしたい」と考えた時に、初心者の方も最初に思いつくのが「スピーカー交換」。音質改善のゴールを10段階で例えるならスピーカー交換は6~7割を決める重要な項目なので「スピーカー選び」は慎重に選びたい所です。スピーカーの性能を最大限に発揮させる為のオプションとして「パワーアンプ」や「デッドニング」「スピーカーケーブル引き直し」などの作業があります。

まずは「自分に合ったスピーカー(聞いてて一番良い音に感じるスピーカー)」を選び、スピーカーの性能を最大限に発揮させる(最良の状態で鳴らす)為に、デッドニングなどのオプションを考えてみてください。

まずはスピーカー交換をしない事には音質向上計画は始まりません。

スピーカーの価格と音

スピーカーはピンキリです。1万円以内のエントリークラスの入門スピーカーから50万円以上する高級スピーカーと価格は様々なのでご予算に応じて交換が可能です。しかし、このスピーカーの種類の多さが初心者の方の「種類が多過ぎて何を選んでいいのかわからない…。」という悩みの原因です。

純正スピーカーからの交換では、1万円台のスピーカーに交換するだけでも音は全く別の音に生まれ変わります。1万円以下のスピーカーへの交換でも純正スピーカーより悪くなることは間違いなくありません。純正スピーカーの特徴は「音がこもる」「低音がボワンボワンする」といったスピーカーが多く、1万円前後のスピーカーへの交換で全て解消されます。

では、社外スピーカーの場合「1万円のスピーカーと3万円のスピーカーのどちらがいいのか?」という「スピーカー価格の差」についてですが、音の特徴としては安いスピーカーほど、音がザラザラして音量を上げた際に耳障りに感じる音(キンキン音やシャカシャカ音など)の成分が多いのが特徴です。

高いスピーカーになればなるほど、この「耳障りに感じる音」が少なくなっていきます。そして良い音に感じます。
どの位の値段のスピーカーの音で自分が「良い音だな」とか「耳障りだな…」「キンキンしてうるさいな…」と思うかがスピーカーの選び方の判断基準です。後悔しないスピーカーの選び方は「うるさい」「キンキンする」「不快」と感じない価格のスピーカーを選んで頂くこと1つだけです。

価格だけで試聴せずにスピーカーを決めてしまうと「長時間聴いていると疲れる…」といった現象になってしまい、必ずその際に「もう少し良いスピーカーにすれば良かったかな…」「買い換えようかな…」と少なからず後悔するはずです。

オーディオマニアの方は10万円以下のスピーカーでは「満足」しません。それはその方の「良い音の理想」が高いからであって「初心者の方が聞いても満足しないか?」と言うとまた別の話になってしまいます。

カーオーディオショップのスタッフは普段から日常的に30万円のスピーカーや50万円のスピーカーを毎日のように聴いているので、5万円のスピーカーの音を聞いても「ちゃんとした音は出ない」「ラジオみたいな音しか出ない」などと表現してしまい、初心者の方を更に悩ませます。結局は、友人やショップの人ではなく「自分のスピーカー」なので自分が「良い音だな」と思えば他人の意見やネットの口コミは関係ありません。

純正スピーカーは何が悪いの?

純正スピーカーは、強度に難のある「プラスチック」がメインで使用されており、「音」ではなく「コスト」を考えて作られているスピーカーなのが背面を見ればわかります。

スピーカー背面の中央にあるマグネット(スピーカーを制御する為の重要パーツ)もかなり小さく、純正と社外のマグネットの大きさの違いは一目瞭然です。とても「音質」を考慮しているとは思えない驚くほど粗末なスピーカーです。「音が出れば合格」というレベルの低コストスピーカーが「純正スピーカー」です。実際の原材料原価は不明ですが、おそらく1つ数百円ではないでしょうか…。
このことからも社外の1万円前後のエントリースピーカーに交換しても音が劇的に変化するのがわかります。

上のスピーカーは、アウディの純正スピーカーです。
スピーカー中央にある銀色のマグネットの大きさを見てください・・・アウディのロゴはありますが…これでは良い音とは無縁なのも納得です・・。

例えてみるならば、この純正スピーカーはバスに軽自動車のエンジンを積んでいるようなものです。大きなバスの車体に軽自動車の小さいエンジンでは大きなバスでスピードを出すことはできません。スピーカーが車体。マグネットはエンジンです。
逆に、軽自動車の車体に大きいバスのエンジンを積んだら車体が悲鳴をあげて壊れてしまいます。エンジン(マグネット)の性能が上がれば上がるほど、車体(スピーカー)もそれに見合った性能の素材などに上げていかなければいけません。

純正スピーカーの特徴として「大きな音を出すと音割れする」「ラジオなど男性の低い声がモコモコ鳴って声が聴こえにくい」「クリア感がなく大きな音にしないと聴こえない⇒大きな音を出すと音割れする」と言った悪循環で、どうすることもできない状況になってしまいます。

また車によってはサイズの小さい高音用スピーカー(ツィーター)が付いていない車も沢山あり、低音用スピーカーのみで音を鳴らしている為、物理的にモコモコとした低音しか出ない車も沢山あります。
社外スピーカーは低音用スピーカー2つと高音用スピーカー2つの合計4つのスピーカーがセットになっており、高音から低音までをスピーカー1セットで再生可能です。

コスト削減の影響を受けた「カーオーディオ」

「純正オーディオ」は車を作るにあたって「コストダウンの対象」にされています。答えは簡単で「音がいいからこの車を買う!」とオーディオだけで車を決める人がいないからです。純正スピーカーは車両コストを抑える為「音が出る」機能だけを持ったスピーカーです。「音が出る」事が目的の為、そこに音質などは全く考慮されてません。もし音質を気にするなら数万円のオーディオオプションを買ってね!というのがディーラーの考え方なのです。

純正スピーカーは「最低限の音が出るスピーカー」で、1番に考えられているのは「コスト」です。そんなオモチャみたいな純正スピーカーのままで音質向上させるのは限りなく不可能に近い事なのです。「音を良くしたい」という気持ちがあるのであれば純正スピーカーは論外です。

年式の新しい車(高年式)ほど、コストダウンされていてスピーカーの音が悪いのです。以前に乗っていた車は気にならなかったけど新車を購入したら「音が悪い」と思っている方は多く、新しいお車ほどスピーカー交換のご依頼が多いのもコストダウンの影響を受けている証拠です。

フロントスピーカーとリアスピーカーを全部交換しないとダメなの?

一部のお車を除いて、車の中には最低でも前後で4つのスピーカーが付いています。

その4つのスピーカーを全て交換しなければ「良い音」にはならないのでしょうか?
まずフロントスピーカーは運転席と助手席の人用のスピーカーです。リアスピーカーは後部座席の人用のスピーカーです。
運転席と助手席からはリアスピーカーの音はほとんど聞こえません。逆に後部座席の人はフロントスピーカーの音はほとんど聞こえません。

音が悪いと感じている人が自分なのであれば基本的にはフロントスピーカーの交換のみで十分だと思います。
リアスピーカーを交換するご予算があるのであれば、その半分をフロントスピーカーの予算に追加して頂き、スピーカーのグレードを1つ上に変更したり、デッドニングをしたりする方が費用対効果が高く、お金を掛けただけ音質が向上するのが体感できると思います。

ほとんど聞こえない音を良くする為にお金と使うのは「費用対効果が高い」とは言えません。

音にこだわっているオーナー様ほどオーディオシステムはシンプルです。
1番多いのは「フロントスピーカー+サブウーファー+アンプ(+プロセッサー)+デッドニング」の組み合わせです。音質にこだわっている人ほどリアスピーカーにはこだわっていません。

考え方もシンプルです。
音源はステレオで「右の音」と「左の音」が重なって「1つの音」になっています。その左右の2つしかない音を無理矢理4つにしているのがカーオーディオです。4つにしている理由は音を良くする為ではなく、後部座席の人が前のスピーカーだけでは聞こえないからです。

ホームオーディオやヘッドホンでもそんな変なシステムはありません。車だけ特殊なのです。
音にこだわっている方はその事を知っているのでリアスピーカー自体が不要だと考えています。「スピーカーの数が多ければ音が良い」と思っている方が多いですが、それば、車のオプションで高価なオプションほどスピーカーの数が多かったり、映画館やホームシアターの音がスピーカーの数が多ければ臨場感がある。という情報からそう思ってしまっている方が多くなっています。

良い音を鳴らすにはリアスピーカーは不要ですが、後部座席の人にも良い音を聞いて欲しいのであればリアスピーカーを交換するのもありだと思います。
また中には「音に包まれている感じが好き」という方もいらっしゃるので、そういう方はリアスピーカーを交換しても良いと思います。

純正オーディオ(ナビ)だからスピーカー交換してもあまり変わらないんじゃないの?

結論からお話すると・・激変します。

純正オーディオでも純正ナビでも、社外オーディオでも社外ナビでも、音を出している出口は全てスピーカーです。
オーディオやナビに何が付いていても、出口のスピーカーを変えてしまえば必ず良い音になります。純正スピーカーからの交換の場合は市販品に交換をして純正より悪くなることは間違いなくありません。
「純正オーディオや純正ナビだからスピーカーを変えてもあまり変わらないんじゃないか・・」と心配している方が多いですが心配ありません。スピーカーやデッドニング、サブウーファーやアンプを取付して、もっと音を良くしたいと思った時に自分好みの音に調整ができる機能のある市販オーディオ(デッキ)やカーナビに交換する必要がありますが、そこまでではなく、今より音を良くしたいという事であればオーディオやカーナビはそのままでスピーカー交換だけでも音は良くなりますので問題ありません。

「良い音」ってどんな音?

ライブ音源のCDを再生して目を閉じた時に、「まるで目の前でライブをやっている」と勘違いしてしまう様な「生の音を忠実に再生できるオーディオシステム」の音が「良い音」なのだと思います。

実際には空気感であったり、色々なことが関係して生の音は耳に入ってくるので、スピーカーでその生の音を再現するのは至難の業です。「再生能力の高いスピーカー」「高出力・低ノイズのアンプ」「伝達率の良いケーブル」それ以外にも防音処理なども必要になり、そう簡単には再現できません。この極限の「良い音」を求め始めてしまうと、オーディオ界ではよくある「終わりなき旅」がスタートしてしまいます。

「良い音」を求めることは決して悪いことではありませんが、それには「お金」と「時間」が絶対に必要です。

ほとんどの方が、サウンドコンテストなどに出場するわけではないので、自分が聴いていて不満がなければ、他の人が何を言おうと関係ないのです。このことを知っている方は「終わりなき旅」がスタートすることなく、ご自分が満足する音でオーディオライフを楽しんでいます。

スピーカー交換の次は何をすればいいの?

スピーカー交換をしたら次はスピーカーの設置環境を整える「デッドニング」です。

スピーカー交換・・・音質向上の基本中の基本。費用対効果が1番高いのでまずはここからスタート
デッドニング・・・スピーカーの設置環境を整えるのがデッドニング。デッドニングをして初めてスピーカー本来の音が出ると言っても過言ではありません。
アンプ交換・・・スピーカー交換をしてデッドニングで環境を整えたら、アンプ交換でスピーカーのポテンシャルを最大限まで引き上げます。
サブウーファー追加・・・低音用スピーカーを追加してスピーカーの負担量を分担して更なる音質向上+低音を追加して迫力を出します。

ここまでやればオーディオ音質改善計画「第一弾」は終了です。
この先は今まで使用していたスピーカーやアンプ、サブウーファーの見直しやケーブルや端子を交換して、1つ1つの「質」を向上させる「音質ロスを無くす」という次のステップ「第二弾」になります。

「第二弾」は、「第一弾」に比べて費用対効果が少なくなってくるので、今まで感じていた感動をまた感じる為には今まで以上の費用や時間が必要になってきます。
トレンドワークスでは、カーオーディオの楽しさが1番体感できる「第一弾」をメインにご提供しています。

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